ふたりの船唄

天童よしみ( 天童芳美 ) ふたりの船唄歌詞
1.ふたりの船唄

作詞:水木れいじ
作曲:若草恵

花と嵐の 人生ふりむけば
波の数ほど 苦労もありました
笑い話に できるのは
あんたと一緒に 生きたから…
幾歳(いくとせ)を…想い出させる ふたりの船唄よ

昭和みなとで 船出をした朝は
長い潮路(たび)とは 思いもしなかった
野菊みたいな 母ひとり
故郷(こきょう)に残した あの別れ…
泣けてくる…酔えばしんみり ふたりの船唄よ

誰もこの世に 生まれて来たからは
いつか幸せ つかむと言うあんた
群(むれ)にはぐれた カモメでも
命をよせあい かばいあい…
生きるのね…夢を心に ふたりの船唄よ


2.はやりうた

作詞:池田充男
作曲:徳久広司

ネオン海峡 ながれ船
ながれ船には 酒場が港
おまえと添寝を したいぜと
口説いてあんたは それっきり
恋の盛り場 ギンザ海峡
きょうも夜がくる

ネオン海峡 雨しぶき
荒れりゃ 女の こころも騒ぐ
惚れてるあんたを けなされて
なおさら私は 意地になる
だれが名づけた ギンザ海峡
未練 波ばかり

ネオン海峡 はぐれ鳥
はぐれ鳥なら 戻ってくるわ
そのとき私は この胸で
癒してあげます 古傷を
夢が渦巻く ギンザ海峡
酔って午前二時